プレゼンをレペゼン

先述の「COMPASS」にて、不肖・SL-78のコラムが上梓されてる(「The Present Condition」第三回)ので、ご一読いただければこれ幸い。日頃から言いたかったごく単純なことを、わりとシリアスっぽく大袈裟に書いてまつ。。

ところで、素人レビューにおけるスタンスを巡る議論が殺伐とかわされてたみたいなんで、一応自分のスタンディングポイントを表明しとくと、個人的には100%客観的なレビューなんかありえんと考えとります。仮にそんなもんがあったとしても、あんまり読んでおもろくなさそうやし、、いずれにしろ主観は絶対含まれる。ただ、チラ裏じゃなくレビューと銘打ってやるからには、同ジャンルの音源を幅広く聴いたことがあって、なおかつ基礎的な情報(但しアーティストのパーソナリティはこの限りにあらず)を有していることが最低限の必要条件だとは思っとります。なので、レビューを書く人間は、アーティストと直接関わりを持たない方がやりやすいだろうとは思うけど、そういうアクションを起こすことに対してはまったく否定的ではなくて、そこはたんに役割の問題ぢゃないかと。あと、レビューの存在意義に関しては、少なくとも自分は自己満、もっと言えば一種のマスターベーションと認識してて、そこで共感が得られれば嬉しいし、相容れなければ「なるほど色んな視点がありますな〜」というだけのこと。少なくとも万人向けのガイドやCD屋のポップ的なものは目指してまへん。ただ、「すでに」リスナーである人からより多く共感されるような文章を書きたいとは思っとります。まーそんなカンジで。。